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ゴールデン オールディズ-‘70s 
ブリティッシュロックの
王道を行くヘヴィメタルバンド
-QUEENが大劇場でロックオペラ

70年代に現れたQUEENというオペラ調のヘヴィメタ・バンド !

QUEENと言う英国のヘビーメタル・バンドが1975年に4枚目のアルバム
としてリリースした「オペラ座の夜」にBohemian Rhapsody″
《ボヘミアンラプソディ》が入っている。
フレディ・マーキュリーが作詞作曲した。

レコーディングにあたり約6分という当時のロックバンドの楽曲としては
長すぎる演奏時間の為、シングルカットに難色を示したメンバーやレコード
会社スタッフには、フレディは1秒たりとも削らず絶対に妥協しなかった。

楽曲の構成としては今までのPOPソングにありえない従来のロックの枠に
収まらない壮大なスケールで特にオペラ調のパートがある処が前代未聞の
ブラボーもの。何がすごいのかと言うと、メンバー4人の音声を何10回と
多重録音することによって約200人もの人が歌っているような効果を
出していて、まるでオペラの劇場で歌っているかのような迫力がある。



歌詞には一言もない謎の「…ボヘミアンラプソディ…」!!

ボヘミアンとは東ヨーロッパの国ハンガリーの一地方のボヘミアに住んで
いる人達。ヨーロッパ人の間で昔から言い伝えられている言葉として
ボヘミアは、大変に寒く非常に貧しいところなので昔から国を捨て国外へ
難民として出ていく人たちが多く、言わば流浪の民としてヨーロッパ中をさまよい、
さすらう特にロマ、ジプシー、貧しいユダヤ人と虐(しいた)げられた人達がいたといわれている。
又ある意味、自由奔放な、ただ恵まれない放浪の芸術志向の人を指すこともある。

ラプソディとは主にクラシック音楽の19世紀に多く作られたロマン派の、物語性の
ある劇的な音楽で、フランス人ベルリオーズ作曲の「幻想交響曲」(〜シンフォニック
 ファンタスティック〜)に悲劇的な幻想にとらわれて絶望感にあふれている感じが、
もしかして少し近いかなと思われる。



QUEENと言うジョークがキツ過ぎるグループ名・・・!!

QUEENと言うグループ名は英国の王室の女王と名乗ったジョークがキツ過ぎる。
実はこんなふざけた名称は、70年代の欧米のスラングでのドラッグ・クィーン
からもじったものだから、QUEENデビュー当時英国では、音楽批評家、音楽誌
記者からは、キワモノ扱いされてインタビューでは辛辣な質問ばかりなど
、特にフレディは人種差別的な扱いを受けて、しまいにはケンカ腰になってしまい、
インタビューが大嫌いで英国では一気に反骨グループになってしまった。
トラブルもあって初めてのアメリカ・ツアーがキャンセルになったり必ずしも
順調な活動ではなかったが、しかしレコードはそこそこ売れていた。



日本でQUEENはアイドルグループ・・・!!

日本でのライブツアーが東京・大阪と組まれた、そうしたら女の子たちがもう既に
QUEENの大フアンになっていて約1500人が羽田空港に「キャーキャー!」と
アイドルグループのお出向かいをした。それにQUEENのメンバーがとても、びっくりしたらしい。
英国から遥か離れた日本で大歓迎をされるとは想像もしていなかったらしい。

そして日本ではPOPS洋盤レコード、来日アーティストのライブ等音楽ビジネスの
総売り上げはアメリカに次いで世界第二位、もうこのカルチャーパワーは
60年代より現在まで続いている。



QUEENは日本が大・大・大好きに・・・!!

そしてQUEENのメンバーは日本の素晴らしい文化的なおもてなしや、
音楽誌記者の会見インタビューもいかにも日本らしく、なごやかな歓迎に感激して
、日本がたちまち大好きになった、それでフレディ・マーキュリーは日本武道館では
女物の日本の着物を着て歌ったり、又日本語の歌詞をつけて歌った「手をとりあって」を
収録した。又ツアー以外でも何度プライベートで遊びに来日しては、日本を楽しんだ
 そして伊万里焼や九谷焼にはまったり、本格的な多くの骨董品を買い集めたりと、
フレディはとても日本文化に造詣を深めた、
更に極め付きは英国での自宅の庭を日本庭園に造らせたりもした。



《ボヘミアンラプソディ》は世界初のプロモーションビデオ・・・!!

《ボヘミアンラプソディ》が入た「オペラ座の夜」は1975年に英国で全英シングル
チャートは、何と9週連続で第一位を記録、そして同時にプロモーションビデオも
制作され本格的なものとしては、世界初のプロモーションビデオともいわれている。
この印象的なビデオは、モノクロの闇の中から4人のメンバーが上下左右に首を
クローズアップ、オペラ調に約6分間歌っているもので、視覚的にもこの
ダークネスなビデオは画期的なものといわれている。

2002年にはギネスブックの記録に3万人以上のアンケートで「英国史上、
最高のシングル曲は?」でジョン・レノン〈イマジン〉ビートルズ(ヘイ・ジュード)
(イエスタデイ)を抑えて第一位を獲得している。
この不思議な謎めいた曲はフレディ自身も生前、歌詞の内容もさることながら
オペラ調に作られたことについても音楽関係者にも、一緒につくったメンバーにも
殆ど解釈したりすることがなかったようだ、それでもブライアン・メイは後に
秘密を明かすかのように、エイズで死んでしまった
フレディ自身の悲劇的な運命をフレディ自身が予言していたのかもしれないと語っている。

歌詞のイントロにある「ママ、僕は人を殺した。」とあるのは、他人を殺したのではなく自分自身を
死に至らしめることになる運命にある、宿命にあると葛藤していることを物語っている。

《ボヘミアンラプソディ》の♪・・・歌詞と和訳・・・♪はコチラをクリック

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